南 美穂子 研究室

ご挨拶

スクリーンショット 2015-02-27 23.15.28

統計科学は学際的な学問で、様々な分野で研究され応用されています。私たちは、現実に観測されるデータから現象を解析し、検証するための方法、統計モデル、その基礎となる数理統計などの研究を行っています。多様なデータが大量に取得されるようになり、これまでとは異なる観点からデータを解析する手法が近年多く提案されています。これまでの統計理論を基に、新たな発想で現象を解析する方法の研究は興味深いものです。

現在、研究室のメンバーは、統計学の基礎理論、統計手法の開発と応用、その数理的な性質の解析といった研究を主に行っています。扱う分野は様々で、環境科学、海洋、生態、医学、疫学、リスク管理、スポーツなどの領域から、各自が興味のある分野のデータを対象として、数理科学を基礎としてモデリングや解析を行います。また、最近ではExtreme value(極値)や、Copula(変数の依存関係)などの分野を対象とした研究も行っております、

南研究室の学生から

minamilab
学部1年生へ(学科選択に際して)

統計学は、数学を基礎としている学問ですが、その一方で「現実の課題に目を向けること」を大切している学問でもあります.統計学の歴史をひも解けば、そこには国勢調査や、経済的課題の解決、農薬の効果測定など現実の問題をモチベーションとして発展してきた手法がたくさん存在します。そして、いまでは、統計学が扱う分野は一層広がり、バイオテクノロジーや、自然言語処理、ウェブマーケティイングなど、様々な分野で用いられるようになっています.私たちは数学的な側面から統計を学びたいという方も、現実の課題の解決するために統計を学びたいと思う方も、歓迎しています。統計学やデータサイエンスに関して少しでも興味が湧いた人は気軽に創想館4階の南先生の居室や同じく4階14-434の学生研究室を訪ねてきて下さい。われら南研究室一同は探究心と好奇心溢れる皆さんをお待ちしています。話をききたいという方は、まずはこちらからご連絡ください!(研究室の学生が対応させていただきます♪)

学部3年生へ(研究室選びに際して)

南研究室では、統計学の理論を主に毎週のゼミを通して学んでいき、最終的には自分の興味のある統計モデルや統計理論、データの解析手法に対して理解を深めることを一つの目標として活動しています。主に、前期は統計学を学ぶ上で必要な線形代数の知識を整理したり、重要な統計の定理を導出するなど、研究において必要な知識を整理し、後期からは各メンバーが興味のある分野の研究を進めていくというスタイルです。もちろん、やる気のある人は前期からどんどん自分の研究を進めています。

現在、研究室には学部4年が4名、修士1年が5名、修士2年が2名所属しており、各メンバーの研究テーマは様々です。指導していただいている南先生は、学生の勉強や研究の相談に熱心に対応してくださり、基礎的なことから研究に関する専門的なことまで答えてくださるので、のびのびと自由に研究を進めることができてます。是非、南研究室に遊びにきてください。見学したいという方は、まずはこちらからご連絡ください!

大学院で受験を考えられる皆様へ

私たちは、慶應義塾大学の学部以外から、南研究室へきていただけることも歓迎しています。切磋琢磨し合える環境があると思いますので、興味のある方は、一度足を運んでいただけると嬉しいです。

南研究室の過去の活動報告

南研究室の学生が受賞した賞や, 出版した論文・書籍などはこちらからご覧下さい.

研究室で書かれた論文のタイトル一覧

2015年度

論文タイトル学位
イジングモデルを用いた従属構造のもとでの大規模多重比較修士(工学)
回帰代入したマルチソースデータに対する回帰パラメータ推定量の性質修士(工学)
Rubin の因果モデルと因果効果の推定学士(工学)
ARモデル推定法学士(工学)
欠測データの考え方と傾向スコアによる因果効果の推定学士(工学)

2014年度

論文タイトル学位
欠測を含む線形回帰モデルに対する多重代入法とその精度評価修士(工学)
因果効果に対するセミパラメトリック推定量の構成法修士(工学)
Causal Inference from the Viewpoint of Semiparametric Theory学士(工学)
VaR Bounds and the Case Study using Rearrangement Algorithm学士(工学)
成長曲線モデルに対する
予測量の平均二乗誤差
学士(工学)
一般化線形モデルによる PM2.5 大気汚染データ解析 .学士(工学)
有限混合分布に対する EMアルゴリズムを用いた多重比較における false discovery rate の評価学士(工学)

2013年度

論文タイトル学位
2重周期スプライン平滑法と南極昭和基地のCO2濃度の解析修士(工学)
傾向スコアを用いた因果効果のセミパラメトリック推定修士(工学)
多重比較検定と用量反応関係における傾向性検定学士(工学)
画像処理における特徴抽出法学士(工学)
線形回帰モデルにおける説明変数の選択と、回帰係数の縮小推定法:Lasso と Elastic Net学士(工学)
傾向スコアによる犠牲バント効果の推定学士(工学)

2012年度

論文タイトル学位
階層ベイズモデルを用いたメンフクロウの餌乞い行動の解析修士(理学)
周期的3次スプライン平滑法におけるREMLとGCVを用いた平滑パラメーター推定法の比較修士(工学)
超過二項変動学士(工学)
分割表の統計解析学士(工学)
最尤法と疑似尤度法学士(工学)
欠測データに対する補完法学士(工学)
欠測データの解析学士(工学)
情報量基準AICとBICによるモデル評価の方法とデータ解析例学士(工学)

2011年度

論文タイトル学位
ベイズ推定値を用いた野球の最適打順シミュレーション学士(工学)
主成分分析による株価のデータ解析学士(工学)
線形混合モデルにおける推定方法学士(工学)
統計的因果推論におけるバックドア基準と因果的効果学士(工学)
平滑化スプライン法に基づく南極昭和基地のデータ解析学士(工学)

2010年度

論文タイトル学位
Analysis of Air Pollution PM2.5 data: Study of periodicity and influence of weather conditions修士(理学)
ブートストラップ法による信頼区間の推定学士(工学)
関数データ解析法学士(工学)
分位点回帰モデルと光化学オキシダントデータへの応用学士(工学)